スタッグホーンコーラルが密集している緩やかな傾斜のフィールドは、12mから20m付近の大きなボルダーの形成につながります。ボルダーから南へバナナベイに入るか、北へ浅瀬にもっとボルダーがあるところへのドリフトが楽しめます。

ラチャノイ島は、プーケットからダイビングボートで、おおよそ１時間半ほど南下した位置にある島です。北の大きな島と、南の細長い島の２つで構成されていて、周辺の島々でも、最も水の透明度が高いことで知られています。11月〜4月くらいまでの乾季のハイシーズンは島の西側のポイントで、5月〜10月くらいまでの雨季のシーズンは、島の東側で潜る事が出来ます。マンタとの遭遇も期待ができるダイバーに人気のダイブサイトです。

マリーナベイは、ラチャノイ島の北島の西側に位置するダイブサイトです。湾からエントリーして南へ向かうと、巨石がゴロゴロと重なり合ったダイナミックな景観が広がります。巨石の間にはスイムスルーが点在し、ダイバーの冒険心を掻き立てられる人気のダイブサイトです。また、マンタが出現する事も少なくありません。

プーケットからラチャノイまでは、ボートで約2時間です。東海岸にあるラチャノイ島の最初の部分は、マンタリーフと呼ばれるダイビングサイトです。ここは水深22mまでのウォールダイブです。ウォールは様々な珊瑚で覆われています。

カメラベイは、ラチャノイ島の北島の西側の端に位置する湾にあるダイブサイトです。深度5M〜25Mくらいの砂地に枝サンゴや根が点在するダイビングポイントで、湾内であるため、風や波が高い日でも穏やかな環境でダイビングが出来き、初心者からベテランまで楽しめるダイブサイトです。ベテランダイバーは、カメラベイの北端からノースチップに向かって潜るコースを取ることもあります。

ラチャノイ島の北側。初心者から上級者まで楽しめる。外側にサンゴのベッド、20mの湾内にメタルキューブがある。湾内は浅い。

ラチャノイ・ノースポイントでは、手付かずのサンゴ礁、豊富な海洋生物、見事な花崗岩に沿ったスリリングなドリフトダイブなど、魅惑的な水中体験ができ、リーフシャーク、カラフルな熱帯魚、時にはマンタに遭遇するチャンスもある。

ラチャノイベイは、ラチャノイ島の南島の東側に位置するダイブサイトです。ビーチから沖に向かって行くと、巨石が折り重なる大きな根があり、そこを中心に南北のエリアに別れています。深度は25M〜10Mくらいで浅瀬には小さな根が砂地に点在しています。メインのポイントは巨石エリアで、南側には長いスロットがあります。

サウスチップは、ラチャノイ島の南島の南端の沖合に位置するダイブサイトです。深度40Mくらいから、最も深度が浅い場所で9M付近まである巨大な根です。常時、潮流が強く、上級者以上のダイバーにオススメするダイブサイトです。巨石がゴロゴロしているダイナミックな景観で、マンタの出現率が最も高いダイブサイトとして知られています。

ラチャヤイ島は、プーケットから20キロほど南下した位置にある島です。1年中ダイビングする事ができますが、他のダイブサイトと違い、5月〜10月くらいの雨季にベストコンディションを迎え、島の東側にあるダイブサイトは、周辺の島々で、最も水の透明度が上がります。島の東側にはいくつものダイブサイトがあり、沈船や人口魚礁なども設置されダイバーに人気です。島の西側は乾季のハイシーズンに潜る事ができ、最も大きな湾であるバンガローベイやサイアムベイは、多くのダイバーで賑わいます。