鯉 (Carp)

蔓延する外来魚

コイはコイ科の適応力のある淡水魚で、もともとはヨーロッパとアジアが原産だが、現在では世界中に生息している。コイのように大きく成長し、何十年も生きる種類もいる。その大きさと安定した動きから、多くの温帯淡水域のダイビングスポットで注目される存在となっている。

北米やオーストラリアなど多くの地域で、コイが侵入し、生態系にダメージを与えている。堆積物を乱し、植生を根こそぎ奪い、在来種と競合する。このような地域のダイバーは、水が濁り、生物多様性が減少していることに気づくかもしれない。ダイバーは、湖や川の水底をゆっくりと泳ぐコイをよく見かける。下の地図にある、鯉がよく見られるダイビングスポットを訪れて、今すぐ鯉と一緒にダイビングをしよう。

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